ブロックチェーンなどの分散型台帳技術の発展により、非中央集権型の自律分散型の金融サービスが進展する中、既存の銀行を中心とする中央集権的な金融仲介サービスの希薄化が進みつつあります。既存の金融規制は、銀行などの金融仲介者の存在を前提になりたっていますが、金融規制の役割(金融システムの安定、利用者保護など)は、自律分散型の金融サービスを中心とした金融システムの中で、どのように機能させていくべきかについて、法あるいは経済学の視点も交えながら考えます。また、金融システムの変容に伴い、分散化する金融システムのガバナンスメカニズムの在り方についても検討します。BigTechの金融システムへの参入の問題も、分散型金融システムとの対比で取り扱います。
概要
開催日時
2022年7月8日(金)、15日(金)、22日(金)全3セッション
18:30 - 19:30、19:40 - 20:40(2時間)
開催場所
Zoomによるオンライン開催
各セッションの概要
7月8日(金):ブロックチェーンと分散型金融システム
7月15日(金):分散型金融システムにおける法と経済、およびガバナンス
7月22日(金):CeFi(中央集権型システム) vs DeFi(非中央集権型システム)、BigTechの問題、まとめ
講師
三輪純平 株式会社リクルート勤務(元金融庁フィンテック室長)
猪原健弘 東京工業大学 教授
受講料
33,000円(税込)
申込締切
2022年6月17日(金)17:00
申込方法
以下のサイトよりお申し込みください。