リベラルアーツ研究教育院は、連続企画「ドキュメンタリー映画の魅力」(全3回)を開催します。
第2回目は「公害を記録したドキュメンタリー映画を語り尽くす」として、『ゆきゆきて、神軍』『全身小説家』など、これまでドキュメンタリー映画の概念や方法をくつがえすような作品を撮り続けてきた原一男監督をゲストにお迎えし、20年におよぶ撮影期間を経た最新作『水俣曼荼羅』を題材に、水俣病について議論するシンポジウムを開催します。リベラルアーツ研究教育院からは、政治学の中島岳志教授、科学史の多久和理実講師が参加し、司会は映画学の北村匡平准教授が担当します。
概要
開催日時
2023年10月23日(月)18:00 - 20:00
開催場所
対象者
学内・学外問わず、どなたでもご参加いただけます。
参加費
無料
参加方法
事前登録不要。直接会場にお越しください。(17:30開場予定)
プログラム
『ゆきゆきて、神軍』『全身小説家』など、これまでドキュメンタリー映画の概念や方法をくつがえすような作品を撮り続けた原一男監督は、撮影期間20年、372分に及ぶ『水俣曼荼羅』を作り上げ、大きな話題を呼びました。水俣病事件に深い責任がある本学で原一男監督をお招きし、この作品を題材に水俣病について議論するシンポジウムを行います。
水俣を撮るとはいったいどういうことなのか、いかに映画は水俣病を継承できるのか、ドキュメンタリー映画の魅力とは何なのか。リベラルアーツ研究教育院からは、科学史を専門とする多久和理実講師、政治学を専門とする中島岳志教授、司会として映画研究者の北村匡平准教授が登壇し、原一男監督を交えてさまざまな視点から議論をしたいと思います。
ぜひ動画配信サービスやDVD/Blu-rayなどで作品を事前に視聴したうえで、ご参加ください。