東京工業大学が田町キャンパス内で運営するインキュベーションオフィス「INDEST」。
『世界を変える大学発スタートアップを育てる』というコンセプトのもと、現在さまざまなイベントを開催しております。
今回第10回目は、スタンフォード大のデザインスクール、d.schoolが提唱し、この10年間でハードからソフト面においても導入が進んだ「デザイン思考」の1st STEP【Empathize:「共感」(ユーザーリサーチ)】にフォーカスをあてます。
【1.共感(Empathize)→ 2.定義(Define)→ 3.アイデア出し(Ideate)→ 4.試作(Prototype)→ 5.テスト(Test)】の5ステップから構成される「デザイン思考」とは、創造性と革新性を促進し、問題解決プロセスを効果的に導くためのフレームワーク。
“デザイン”と言っても、単に美や使い易さの追求ではなく、人々のニーズを探り出し、飛躍的な発想で生活を豊かにするデザイナー的思考全般を指しています。
本学でもエンジニアリングデザインコース(ESDコース)中心に教育プログラムとしても導入され、ビジネスの文脈でデザインが語られるのが当たり前となった今。
なぜ、スタートアップにおいて“デザイン”が重要なのか。
会社の規模やステージを問わず、事業を遂行する上で、必要不可欠なユーザー中心のアプローチとは?
今まで自己流で行ってきたユーザーリサーチをどう改善すべきか。
本セミナーを通じて、そんな答えのヒントを見つけて頂ければと思っております。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
概要
開催日時
2023年11月24日(金)17:30 - 19:30
開催場所
対象者
- 東工大発ベンチャー企業 INDEST入居者・入居予定者
- Tokyo Tech GAP Fund応募者・採択者
- GTIE関連大学の学生・教職員、または関連ベンチャー企業
- その他 デザイン思考やユーザーリサーチ、起業に興味のある学生、社会人など
定員
現地参加 20名
オンライン参加 制限なし
参加費
無料
講師紹介
D4V パートナー:太田明日美氏
University of Toronto 商学部卒、Columbia Business School MBA 修了。D4Vのパートナーとしてソーシングやデューデリジェンスから投資先企業の支援までを統括。MBA以前はM&Aやヘッジファンド、D2C運用プラットフォームの立ち上げなど様々な金融業務に従事。IDEO のビジネスデザインリードとして国内外企業の新規ビジネス立ち上げに従事した後、D4Vに移籍。FinTechやサステナビリティ分野への投資に注力する。
D4V デザインディレクター:高橋亮氏
Hyper Islandストックホルム校卒。IDEOの東京およびケンブリッジオフィスにインタラクション・デザイナーとして在籍した後、D4Vにデザインディレクターとして参画。投資先企業にメンタリングやPM、デザインリサーチ、採用、UI/UXデザインなどのデザイン実務支援を提供している。2021年から創業期のスタートアップで働くデザイナー向けコミュニティ「First Designers 」を主催。
主催
INDEST
協力
D4V
プログラム
17:30 ごあいさつ、INDEST・D4V様ご紹介
17:35 D4V太田氏、高橋氏による講義
18:30 Q&A
18:45 - 19:30 交流会
申込方法
関連リンク
- INDEST勉強会 #10「ユーザー視点の追求はスタートアップに何をもたらすか?~リサーチから組み上げる事業デザインの実践~」|東京工業大学 イノベーションデザイン機構(IdP)
- 東京工業大学イノベーションデザイン機構(IdP)
- D4V (Design for Ventures)