日本の放射線生物物理学の草分けの一人である西脇安(にしわき・やすし 1917年~2011年)。その生涯を通じて彼は、放射線被ばくと原子力の問題に向き合ってきました。
核時代の黎明期に日本陸軍の原爆開発に参加し、ビキニ核実験時には「汚い水爆」の解明につながった「死の灰」の調査とその海外への発信。さらに国内外の原子力政策に関与し、福島原発事故の報道の中で他界しました。
本企画展では西脇の足跡を辿り、核時代を生きた一科学者が、どのように信念を貫き、社会と関わったかを考えていきます。
概要
日時 |
2014年10月11日(土)~10月31日(金) 10:30~16:30 土日祝休館(ただし10月11日・12日は開館) |
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場所 |
東京工業大学博物館・百年記念館 1階展示スペース |
お問い合わせ先
東京工業大学博物館・百年記念館
Tel: 03−5734−3340
Email: centshiryou@jim.titech.ac.jp