東京工業大学 情報理工学研究科 情報環境学専攻が実施しているプロジェクト「高度専門教育のためのOPLを核とした情報環境教育・研究システムの展開」の一環として、以下の通りシンポジウムを開催いたします。
日時 |
2016年1月27日(水) 13:00~ |
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場所 |
大岡山キャンパス西8号館 E棟 10階大会議室 |
プログラム |
ポスター(PDF)をご覧ください。 |
開催趣旨(ポスターより引用)
社会・経済が高度化・複雑化し、グローバル化が進展する中で、我が国が活力ある社会を築き、国際社会での競争力を維持・強化していくためには、大学院教育においても産業界等との連携を強化し、問題解決志向が強く多様な社会の要請に対応できる人材を輩出する必要がある。特に、さまざまな要因が複合的に作用する情報環境学では、組織・研究分野の垣根を越えた交流とそれに対応する教育が不可欠であり、当専攻はプロジェクト「高度専門教育のためのOPL を核とした情報環境教育・研究システムの展開」の一環として、企業と連携した実践的教育を実施している。
2012 年度には東日本大震災を受けて、「災害に強い社会システム」をテーマに第一回シンポジウムを開催し、「情報システム」が果たすべき役割、その実現のための大学-行政-民間連携型の研究開発や人材育成のあり方について議論した。2013 年度には「社会が求める大学院教育のあり方」をテーマに、世界の中における日本の課題など広く社会背景を踏まえて、新しいイノベーションモデルの構築の進展など大学教育における課題と方向性について議論した。2014 年度は「グローバル社会をいかに生き抜くか」をテーマに、国際的に活躍されている企業の方々から基調講演を頂き、大学から企業へとつながるグローバルな人材育成について議論を重ねた。最終年度となる本シンポジウムでは、今年度の成果を発表するとともに、大学院で必要とされる教育について議論を行い、これまでのプロジェクトについて総括を行う。