今年2016年は、ウィリアム・シェイクスピアの没後400年に当たる年です。新国立劇場の舞台には、11月から12月にかけて『ヘンリー四世』二部作がかかります。日本での知名度はさほど高くはありませんが、イギリスの有名な批評家マイケル・ビリントンが、『リア王』や『オセロー』以上に評価している戯曲です。
そこで、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院は、この二部作の魅力を、新国立劇場での上演にもふれながら掘り下げてゆくシンポジウムを企画しました。
イギリスのハイカルチャーからポップカルチャーまでを縦横に論じる新進気鋭のシェイクスピア学者の北村紗衣さん、新国立劇場の演劇制作担当の三崎力さん、『ヘンリー四世』にウスター伯役で出演されている下総源太朗さんを講師にお迎えし、司会は作中人物のホットスパーを偏愛する谷岡健彦教授が務めます。ぜひご来聴ください。
開催概要
日時 |
2016年12月5日(月) 17:30開場、18:00開始 |
---|---|
場所 |
東京工業大学大岡山キャンパス 西5号館 レクチャーシアター(W531講義室) |
参加費 |
無料 |
参加申込 |
不要 |
パネリスト
司会 |
谷岡健彦(東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授) |
---|---|
講師 |
北村紗衣(武蔵大学人文学部専任講師) |
講師 |
三崎力(新国立劇場、演劇制作) |
講師 |
下総源太朗(俳優) |
- リベラルアーツ教養講座 「歴史劇の現場から―新国立劇場『ヘンリー四世』の上演をめぐって―」ポスター
- リベラルアーツ教養講座「ワーグナー『ニーベルングの指輪』のコスモロジー」第2回開催 | リベラルアーツ研究教育院 News
- リベラルアーツ教養講座「ワーグナー『ニーベルングの指輪』のコスモロジー」第1回開催 | リベラルアーツ研究教育院 News
リベラルアーツ研究教育院 ―理工系の知識を社会へつなぐ―
2016年4月に新たに発足したリベラルアーツ研究教育院について紹介します。