2021年のノーベル賞受賞研究内容について、本学教員により、わかりやすくご紹介いたします。
概要
開催日時
2021年10月25日(月)16:30 - 18:30
対象者
本学教職員、学生(学士課程1、2年生以上)および一般の方
開催形式
Zoomミーティング
参加費
無料
申込方法
下記リンク先よりご登録ください。
講演内容
16:30 - 笹本 智弘 (理学院物理学系)
「複雑性の中に潜む秩序」
ノーベル物理学賞を受賞したGiorgio Parisi氏の業績、特にスピングラスにおけるレプリカ対称性の破れの発見と、その後のニューラルネットや情報理論を始めとする幅広い分野への応用や発展について解説します。
17:10 - 大森 建 (理学院化学系)
「有機触媒ってなに? 〜合成有機化学の革新〜」
化学反応において、触媒は反応を促進させる“魔法の物質”ともいえます。ListとMacMillianは、有毒な金属を含まない環境に優しい有機分子を触媒とした様々な分子変換法を見出し、この研究領域の発展に大きく貢献しました。
17:50 - 黒川 宏之 (地球生命研究所)
「地球の気候とその変動を理解する」
地球の気候とその変動を物理学的に理解する手法を構築した真鍋淑郎博士とクラウス・ハッセルマン博士の功績について解説するとともに、関連研究分野のその後の進展についてお話しします。