東工大リベラルアーツ研究教育院の連続企画「ドキュメンタリーの魅力」の第3回目は、防災や復興に関する活動を行っている東工大学生ボランティアグループ(東工大VG)と共催で、『生きる』大川小学校 津波裁判を闘った人たち の上映会を行います。『生きる』は、東日本大震災で多数の犠牲者を出した宮城県石巻市の大川小学校で被災した児童の親たちが10年にわたって戦った「大川小学校 津波裁判」の記録ドキュメンタリー映画です。
概要
開催日時
2023年11月9日(木)18:00 - 20:00
開催場所
東京工業大学 大岡山キャンパス Taki Plaza 地下2階 イベントスペース
対象者
学内・学外問わず、どなたでもご参加いただけます。
参加費
無料
共催
リベラルアーツ研究教育院、東工大学生ボランティアグループ(東工大VG)
プログラム
全校児童の7割に相当する74人の児童(うち4人は未だ行方不明)と10人の教職員が亡くなるという惨事を引き起こした大川小学校。「なぜわが子が学校で最期を迎えたのか?」
甚大な犠牲を生むことになった経緯に納得できない遺族たちは、亡くなった児童の代理人として真実を求めて市と県に対して提訴し、その戦いの課程を貴重な映像記録として残しました。
本作品は、膨大な闘いの記録を寺田和弘監督が丁寧に構成・編集し、追加撮影もあわせて後世に残すべき作品として作り上げました。画期的な判決を導き出すに至った軌跡をぜひご覧いただくとともに、大震災から10年以上の月日が経過し防災意識の薄れが懸念される今こそ、震災学習の場としてご活用いただきたいと思います。
申込方法
事前登録不要。直接会場にお越しください。(17:30開場予定)
関連リンク
- リベラルアーツ研究教育院&東工大学生ボランティアグループ共催イベント 第3回「ドキュメンタリー映画の魅力」ポスター
- 『生きる』公式ページ
- リベラルアーツ研究教育院
- Hisao & Hiroko Taki plaza