「ぐるなび」食の未来創成寄附講座では、公開講義を行っております。
第6回公開講義を下記のとおり開催いたします。「異文化圏にくらすムスリムの食、非ムスリムによるハラールビジネス」にご興味のある方は学内外を問わずふるってご参加下さい。
概要
日時 |
2015年3月7日(土)13:30~17:40(開場、受付開始 13:05) |
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会場 |
田町キャンパス キャンパス・イノベーションセンター2階 多目的室2 |
受講料 |
無料(懇親会参加者のみ懇親会会費として500円) |
定員 |
50名(要申込・申込期限2/25・先着順) * 当日会場に余裕があれば、事前申し込みなしでもご参加いただけます。 |
共通テーマ
「異文化圏にくらすムスリムの食、非ムスリムによるハラールビジネス」
ムスリムにとってハラールな飲食物の確保は重要な問題である。ムスリム(イスラーム教徒)市場をターゲットにしたビジネスは世界的に注目を集め、非イスラーム圏である日本でも、ハラール認証やハラールロゴの取得を考える企業も少なくない。
しかし、ムスリムに飲食を提供するためには、認証さえとればよいというものではない。認証がなくても、ハラールと考えられる食べ物をムスリムが自ら選び取って食べることもあれば、逆に認証がある食べ物でも、認証の信用性や食嗜好の問題から食べられないと感じる場合もある。
異文化のもとに暮らすムスリムの人々の生活実践の事例や、非ムスリム圏である日本のハラールビジネスの事例から、ハラールとはどういうことなのかを議論する。
13:30~15:20 第1部 |
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第1講義 |
阿良田麻里子 東京工業大学「ぐるなび」食の未来創成寄附講座特任講師 |
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ハラールの基礎とインバウンドビジネスにおけるムスリム対応 |
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第2講義 |
砂井紫里 早稲田大学イスラーム地域研究機構・研究助手 |
ハラールメニューをつくる 早稲田大学学生食堂におけるハラール導入の事例から |
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第3講義 |
今堀恵美 東京女学館大学・聖心女子大学ほか非常勤講師 |
旧ソ連領中央アジアムスリムの食と信仰 ウズベキスタンの事例を中心に |
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15:35~17:40 第2部 |
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第4講義 |
スリ・ブディ・レスタリ 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 共同研究員 |
佐賀県のハラール対応事業および県在住のインドネシア人ムスリムの食 |
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第5講義 |
山口裕子 岡山大学大学院社会文化科学研究科客員研究員 |
岡山でのハラール食品をめぐる諸動向 手作りハラール肉とハラール土産品 |
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18:00~19:00 懇親会 講義終了後、そのまま会場で簡単な懇親会を行います。事前申込みの上、会費500円を当日お支払いください |
関連情報
お問い合わせ先
「ぐるなび」食の未来創成寄附講座 担当
Tel: 03-3454-8705
Email: arata.m.ab@m.titech.ac.jp