英国の鉄道は、かつては日欧の多くの国々と同じく国鉄中心でしたが、この20年の間に大胆な変貌を遂げました。国鉄の民営化の後、地上設備は政府資金で支えられるNetwork Railが所有し、鉄道車両がリースとなって、鉄道運行や鉄道車両の保守はほぼ路線毎に様々な企業が請け負います。そしてこのような形を欧州大陸の各国の鉄道が目指しているようにも見えます。
この度英国Imperial College LondonのProf. Roderick Smithの来日を機会に、Smith教授に英国鉄道のイノベーションについて、日立製作所の伊藤国彦氏に日英の違いなどについて講演頂き、鉄道と鉄道工業ビジネスついて横断的に考察し、その将来や標準化などの方向などをさぐります。これらに関わる方々を含めた有識者が集い、講演及びパネルディスカッションを行うことによって、学生、研究者、社会人に対して、上記の問題認識と取り組みへの向上を目指します。
概要
日時 |
2015年2月16日(月)14:30~17:15(受付14:00) |
---|---|
会場 |
大岡山キャンパス 大岡山西9号館1階 ディジタル多目的ホール 交流会 大岡山キャンパス第一食堂 |
申し込み方法 |
関連情報
お問い合わせ先
電気電子工学専攻特任教授 渡邉朝紀
Email: watanabe.t.bk@m.titech.ac.jp