建築は社会の変化を映すものであると同時に、時代を超えた価値をつくりだすものでもあります。こうした特徴は建築の教育理念にも反映され、世界各国の建築の学校が独自のカリキュラムや空間をつくって建築教育を行っています。
しかし建築教育の空間や施設は、各学校の成立時期の考え方に合わせて作られているので、新たな教育のあり方と齟齬をきたし、これを制限する場合も考えられます。逆に新しい空間が建築教育のあり方の更新を見えるようにするだけでなく、その進行を促す場合もあるでしょう。また、施設の維持管理については、学生数、教員数など学校の規模に依存せざるを得ません。建築教育のあり方と、その空間は、切っても切れない関係にあるのです。
本シンポジウムは、建築教育に携わるとともに、建築教育の空間の設計に携わってこられた建築家・大学教員の方々をお招きして、最新の建築教育の空間について報告していただき、建築教育のあり方と空間を一体のものとして議論しようとするものです。多様な立場、経験に基づく、自由な意見交換が起こることを期待しています。
開催概要
日時 |
2015年6月14日(日) 13:30~17:30 |
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場所 |
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主催 |
東京工業大学大学院建築学専攻 |
共催 |
世界トップレベルの海外大学からの教員招聘プログラム・教育施設環境研究センター・TIT建築設計教育研究会 |
プログラム
オープニングスピーチ |
丸山俊夫 理事・副学長(東京工業大学) |
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登壇者 |
ナデール・テラーニ(マサチューセッツ工科大学) デイナ・ブントロック(カリフォルニア大学バークレー校) 小野田泰明(東北大学) 小嶋一浩(横浜国立大学Y-GSA) 千葉学(東京大学) 安田幸一(東京工業大学) |
お問い合わせ先
東京工業大学 建築学専攻 塚本研究室
Tel: 03-5734-3159