あの「現実歪曲フィールド」はどのように作られたのか?
「イノベーション」という言葉が使われるとき、高い確率でスティーブ・ジョブズが引き合いに出されると思います。
そのイノベーションの「源泉」ともいうべき男を(いや、男たちを)新たな解釈で、「漫画」という形で生み出しているのが、今回のゲストである『スティーブズ』の原作者の松永肇一さんと、漫画を担当されているうめ(小沢高広・妹尾朝子)さんです。
『スティーブズ』は「チーム体制」で作られている作品です。今回はこの3人にお越しいただき、チームづくりと漫画づくりについてお話いただきます。
開催概要
日時 |
2016年5月27日(金) 18:30~20:00 |
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場所 |
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対象 |
チームとモノづくりに関心のある学生および一般の方
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定員 |
60名
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参加費 |
無料 |
主催 |
東京工業大学CBECプログラム
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お申込 |
こちらの申込用サイトからお申し込みください。 |
講演者
うめ(小沢高広・妹尾朝子)
企画・シナリオ・演出担当の小沢高広、作画・演出担当の妹尾朝子からなる二人組漫画家。
2001年『ちゃぶだい』で第39回ちばてつや賞一般部門ちばてつや大賞を受賞。 同年、『ちゃぶだいケンタ』を連載。代表作『大東京トイボックス』は、マンガ大賞2012第2位、文化庁メディア芸術賞2013審査員推薦作、2014年テレビドラマ化もされた。他に沖縄の離島で都会出身の子がiPhone片手にサバイバルする『南国トムソーヤ』、南極観測隊のドキュメンタリー漫画『きょくまん』など。
2010年には『青空ファインダーロック』を日本人漫画家としては初めてAmazon Kindleストアにてセルフパブリッシング。2012年にはクラウドファンディングサイト上でWEB漫画『STEVES』の執筆資金を集める企画が、当時としては史上最速で目標金額を達成するなど、マンガとWeb上のサービスやプラットフォームとを組み合わせた試みで話題を集める。
現在は、スティーブジョブズ、スティーブウォズニアックを中心に、1970年代シリコンバレーの群雄割拠を描く『スティーブズ』、育児エッセイマンガ『ニブンノイクジ』などを連載中。
松永肇一
千葉大学在学中にパーソナルコンピュータ雑誌ASCIIでアルバイトとしたことでPCに目覚め、富士通に就職。FM-TOWNSの開発に携わる。その後General Magic社のインターネット端末Magic Capの日本語化などに関わり、現在はRailsエンジニア。個人的に電子書籍に興味を持ち、米光一成氏の主催した電書フリマにて「電書を対面販売する」というコンセプトの電子書籍配信サーバを開発した。就職した年に初代のマッキントッシュが発表されたことで勝手に運命を感じて以来のスティーブ・ジョブズのファン。
TdXについて
いわゆる「講演会」のような一方向の情報伝達ではなく、一般の方々も含めた参加者同士の交流も可能となるような「場」を作りたい。そのような想いで「TdX(チームでXXXづくり)」という講演会シリーズを開始しました。
「XXX」にはさまざまなものが当てはまります。これからも実際に「チームづくり」と「モノづくり」の両方に携わっている方をお招きして、お話をうかがいたいと考えています。